2010年11月20日(土)
ル・ボワロンの畑と醸造所は、ボルドーとトゥールーズの中間点に近い、
アスタフォール(ASTAFFORT)という町の近くにあります。
ワイン産地のカテゴリーは南西地区。
ボワロンの強みというか、やや特殊な所は、葡萄畑や醸造所・カーヴが
オーナー所有の広大な敷地の中に全てあるという事。
現在発売しているBOIRONは、超マイナーなアペラシオン「VDP l’Agenais」。
2008年からは「I.G.P de l’Agenais」となり、将来的には「Cotes de Brulhois」
いうアペラシオンでリリースされる予定だそうです。
「Cotes de Brulhois」もかなりマイナーなアペラシオンですので、このワイン
のセールス・ポイントでもある「マイナー」という表現は継続して使っても
大丈夫でしょう。(苦笑)
ここは2年ぶりの訪問。現在、蔵では2007年ヴィンテージを販売していました。
通常なら2008年や2009年を販売していてもおかしくないのですが、急激に販路を
広げることをせず、顧客を限定し、ワインの状態と相談しながら、ゆっくりとしたペー
スで販売していました。とってもありがたいです。
しかしながら、フランス国内での知名度や人気も徐々に高まっているそうなので、
今後は、今まで通り・・・とはいかないかも。
試飲が終わる頃、おつまみが運ばれてきました。
今日はここでランチです。
生ハム、フォアグラと、リエット、メチャメチャ美味しかったです。
さすが「一流芸能人の食卓」という感じで、素晴らし食材たちでした。(笑)