21日(日)の夜からは、宿をニュイ・サン・ジョルジュ村の
ホテルに移しました。
2010年11月22日(月)
この日からはブルゴーニュ三昧の試飲の旅。
ブルゴーニュ最初の訪問先は、Pierre Bouree。
午前9時30分ごろからカーブに入り、まずは2009年物を樽から試飲です。
白ワインを12種類、赤ワインを18種類を約1時間かけて・・・
地下のカーブで出て、一旦、Pierre Boureeを離れて、ヴォーヌ・
ロマネのDomaine Guyonへ移動。
Guyonでは、2009年を中心に2008・2010年を含めて30種類を
試飲してきました。
Guyonの2009年の赤ワインに関して、現在ワインは樽からタンクに
移してボトリングのタイミングを待っている状況です。現時点では樽
のニュアンスが強い物も多く、フルーティーな感じが隠れていました。
しかしながら、酸・果実味、共に充実していましたので、2009年らし
いパワーのあるワインでした。
個々で言いますと、ショレデボーヌは、他のアペラシオンの物の比較
した場合は、やや薄い色調で、パワフルというよりは、エレガントな
ピノノワールです。
サヴィニー・レ・ボーヌは、他の物よりもやや酸味がおとなしく、タンニン
も少なめなので、ボトリング後直ぐに美味しく飲める可能性が高いで
しょうか。アロースコルトンは相変わらず濃い色調でタンニンも豊富。
ヴォーヌロマネの各ワインは、村名ワインとオルヴォーは、スケールの
差はありますが、丸みのあるバランスの良いタイプ。
ブリュレは、まさに強力でガッチリした果実感。エシェゾーは、ベリーの
香りが非常に強く、しかしブリュレよりもボディーはしなやかなので、
ブリュレよりも早い段階でまとまるだろうなあ~という感想です。
Guyonを離れ、ジュブレイ・シャンベルタンのPierre Boureeに
もどり、今度はちょっと古いヴィンテージのワインを試飲。
Pierre Boureeのカーヴの道路向かいに、同社が経営する、
『Table De Pierre Bouree』という、ティスティングバー
(のような物)があり、そのお店にワインが準備されていました。
2000年~2008年までで10種類のワインを試飲。
いわゆる即戦力になりそうなワインをピックアップです。
何を選んだかは、もちろんまだ内緒です。
これらの試飲が終わる頃、そのままランチに突入です。
今回はこれ。
シンプルですが、実に美味しいお料理でした。