4月3日(金)、おそらく日本で初めてだと思われる、「リースリング ワイン」だけ
の試飲会が東京で開催されました。
残念ながら当社には「出展」の依頼がなかったので・・・・・・・
勉強と経験の為に、試飲する側として参加してきました。
”Riesling Ring”という団体?が主催しての第1回イベントで、リースリングの
ワインだけで、何と約200種類がずら~っと並んでいました。
Riesling Ring(リースリング・リング)は、国や地域を越えたリースリングの
多様な魅力を伝え、リースリングの輪を広げていくことを願うインポーター、
各国ワイン振興会、愛好家などの集まり。発起人代表・有坂芙美子さん
正直
「白ワインだけ200種類はキッツイなぁ~~」と思いながら試飲を開始。
案の定、50種類も終わらない段階で、舌と口の中が鈍感になってきたので、
すべてを試飲する事はしませんでした。(出来なかった)
リースリングといえば、シャルドネに負けず劣らず、世界各国、様々な地域で
栽培され、ワインが生産されていると思います。(もちろん我が日本も)
そして、何といってもドイツで造られる、デザートワインは、すべてのワインの
頂点、至高のワインと言えるのでしょう。
さて、今回の試飲会では、そのドイツを筆頭として、近年質の高いワインが数多く
輸入されるようになった、オーストリー、そして、フランス(アルザス)、オーストラリ
ア・ニュージーランド等々・・いろいろと試飲させていただきました。
フランスでリースリングといえば、やっぱりアルザス地方の白ワインになりますが、
今回のように各国・各地が一堂に会し、比較しながら試飲をしてみると、酸味の
穏やかな物が多いアルザスのリースリングは、ややおとなしく感じました。
もちろん、良い・悪いの話ではなく、タイプの違いです。
ドイツやオーストリーの上級クラスは、酸・ミネラルともに大量で、迫力のある味わ
いでした。また、南半球のリースリングですと、辛口だが、少し残糖のあるタイプが、
個人的には好みでした。
今回の試飲会・・・出来ればインポーターの垣根を取り払って、すべてのボトルを
産国・産地別に集めていただき、南の産地から北の産地に・・・・みたいな順番で
試飲させていただければ、もっともっと理解しやすかったと思います。
—– インポーターの立場から言えば「勘弁してくれ・・・」ですけど。。。
和食に限らず、日本の食卓にはリースリングのワインは、合わせやすい香りや
味わいの物が多いと思うのですが、どうでしょう?
家庭の食卓はもちろんですが、お蕎麦、おでん、洋食、中華、韓国、その他の
アジア料理、ビストロ、トラットリア等々・・・どのお店にも
「あると便利なリースリング・・・・」だと思います。
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当社のリースリング ワインといえば、もちろんアルザスです。
今月は、ルネミューレの人気の2アイテムが再入荷しております
★再入荷(価格は税別参考上代)
Rene Mure
Riesling Cote de Rouffach 2005 3,000
Riesling Clos St Landelin GC 2000 5,200
どちらも、大変好評をいただいております。
コートドローファの2005年物は今回が最後の輸入となります。
★在庫品(価格は税別参考上代)
Rene Mure
Riesling Vorbourg GC 2004 4,200
Riesling Clos St Landelin GC 2005 5,000
(375ml) Riesling Clos St Landerin GC 2003 3,200
Riesling Clos Saint Landelin Selection de Grain Noble 1990 17,000
Riesling Clos St Landelin Vandanges Tardive 2001 7,500
ルネミューレのリースリングは、他の生産者と比較すると、しっかり
ドライで、ちょっとオイリーな口当たりです。
SGN・VTなどの甘口も、骨格のしっかりとしたタイプで、余韻は
驚くほど長~い。
Domaine Martin Schaetzel
Riesling Ammerchwir 2006 3,500
Riesling Kaefferkopf Cuvee Nicilas 2004 6,300
Riesling Rangen de Thann GC 2004 8,000
Mシャッゼルのリースリングは、フローラルな香りにあふれています。
特級のランゲン・ド・タンは、壮大という表現が最も適しています。
また、抜栓してからの変化を利用して、この一本で食前酒・食中酒・
食後酒のすべてに対応する事も可能でしょう。