2014年ニコラ・ラパン・プリムール情報
ボージョレより、プルムールの情報と収穫の画像が届きました。
9月15日より収穫を開始した。
他の多くのボジョレのヴァンナチュールの蔵元は、一週間前より収穫を始めているが、
二コラ・テスタールの畑は標高が高い事と北風の通り道になっているので、涼しいミク
ロ・クリマを備えている。そのため、葡萄が熟すのがチョット遅い。
ちなみに、St-Etienne-la-Varenne (サンテ・チェーヌ・ラ・ヴァレン村)の丘の反対側
のラパリュ醸造の畑は暖かいミクロ・クリマを備えている。全く反対の性格クリマである。
草ボウボウの中に葡萄樹があり、収穫は草を分けながら葡萄を探して採るという感じ。
8月の雨の多い天候だったので、いつも以上に草の伸びも早かったこともある。
また、水分を草が吸い取ってくれるので、葡萄果汁が薄くなる悪影響を防いでくれた。
冷夏でゆっくり熟したおかげで、上品で繊細なポリフェーノールを備えた葡萄を収穫完了。
酸もあり上品な果実味とアルコール分が11.5度位。グイグイ飲めてしまうワインとなるだ
ろう。思いっきりボジョレのテロワールを真っ直ぐに表現できる“ザ・ニコラ”のスタイル。
小粒で上品なタンニンを備えたピノのような葡萄だった。
人間二コラ、完璧な葡萄、涼しいミクロ・クリマ、今年のニコラ・ヌーヴォーは絶対に見逃
せない!
今年はイタリア人の自然派ワイン好きが収穫に集まった。
ムードメーカーとなって雰囲気が実に明るい。
収穫が笑顔と共に行われれるのは素晴らしいことだ。
2014年のニコラ・ヌーヴォーはエモーションが伝わってくる!