アラン・ベルナール訪問

アラン・ベルナール訪問
2011年12月5日(月)

ご縁があり、弊社で取り扱いを始めたシャンパン「Alain Bernard」

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サンプルとメールでのやり取りでスタートした後、なかなか直接ご挨拶が
出来ずにいたのですが、この度やっと蔵に訪問してまいりました。

アラン・ベルナールの醸造所・カーブは、シャンパーニュ地方、エぺルネー
の北に位置する、ディジー(Dizy)にあります。
http://g.co/maps/dczcq

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同社は、来年創立100周年を迎えるワイナリーです。
主にフランス国内の顧客(個人)に販売しているそうで、現在の輸出先は、
イタリアと日本のみ。
パリでも、ワインショップやレストランで見かける事はほとんどありません。

5日(月)の午後12時に到着、早速シャンパンを1杯飲みながらのご挨拶・・・
ファミリーをご紹介いただき、先ずはランチを・・・という事で、Isabelleと
Benoitと一緒に、リードヴォーが有名だという、蔵からほど近いレストランへ

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レストランでの昼食の後は、畑を見学に行ってきました。

ディジーにあるシャルドネの畑(南西斜面)

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除草剤は使わないので、雑草が多めです。

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また、トラクターは使わないで、土は軟らかかったです。

ピノノワールの畑も見てきましたが、アランベルナールが所有する畑のまわりは、
大手メゾンのプレステージ用のブドウ畑ばっかりでした。
「売ってくれ・・・」と頻繁に言われるようだが、絶対に手放さないそうです。

蔵にもどり、醸造所と地下の貯蔵庫を見学

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アラン・ベルナールは、全て手作業でのルミアージュ(動瓶)。
やはり、手作業で無いと微妙な調整が出来ないそうです。
この細かな酒石酸をが重要で、これをゆっくと丁寧にルミアージュしないと、
出来あがった時の酸の質が悪くなってしまうそうです。

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丁度ルミアージュのスペシャリストが作業に来られたので、実際に見せていた
だけました。

彼は有名な大手メゾンに所属しているそうだが、大手はルミアージュを機械化し
ているので、自分の技術と感覚を忘れさせない為に、このアラン・ベルナールで
の仕事もしているそうです。

今回、初めて訪問させていただきましたが、彼らの品質に対するこだわりを
実感する事が出来ました。
現在の責任者である、Benoit氏とは、シャンパン以外の地域のワインの話も
いろいろしてきましたが、私と好みが近いようです。。。

弊社が輸入してる、Domaine Guyonのワインを良く知っているようで、Benoit氏
だけでなく、お父さんも「Guyonは、力強さとエレガントさがあり、素晴らしいヴォ
ーヌロマネだ!特にエシェゾーは素晴らしい。」と言いながら、親指を立てました。