新商品のお知らせ

☆新商品のお知らせ

弊社の人気・定番のバラエタルワイン【Domaine Coudoule】に新しいブドウ品種
プティット・シラーが加わりました。
なんと、驚きのフランス産のプティ・シラー(プティット・シラー)です。

プティ・シラーといえば、アメリカ(カリフォルニア)固有のブドウ品種だと思っている
方も多いと思われますが、実際はシラー(Syrah)とプルールサン (Peloursin)の
交配品種で、かつて南仏で栽培されていたデュリフ(Durif)と同一とされています。
フランスではフィロキセラ禍によってほぼ 絶滅し、現在ではアメリカを中心に栽培
されています。ちなみに、カリフォルニア産は(Petite Sirah・プティ・シラー)という
スペル・表記になります。

プティ・シラー(デュリフ)はとても濃い色調でタンニン量も多いです。お世辞にも
洗練されたワインとは言えません。無骨なタンニンと濃い色素、スパイスの 香り
もあり、なかなか個性的なワインといえます。
クードレのオルナック氏は、この南仏原産で、いにしえのブドウ品種デュリフ
(Durif)の復活を目指 し、7年前に植樹。このヴィンテージ2015年で初めて単独で
ボトリングしました。

【2015 Petite Syrah Vin de France】
成熟度が高い年となったためタンニンを抽出し過ぎないよう破砕せず。
ルモンタージュ、デレスタージュ。
ステンレスタンク発酵、熟成。15日間のエルバージュ

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【Domaine Coudoule】での売れ筋・白ワインはやはりシャルドネとヴィオニエですが、
最近はピノ・グリへのご注文も増えてきました。フランスでピノ・グリとい えば、ほぼ
アルザス産なので、ラングドック産のピノ・グリは珍しいです。
ピノ・ノワールの突然変異種であることがわかっており、もともとの産地はブルゴー
ニュになるのでしょう。収量が少なく不安定だったためブルゴーニュでの栽培は
減少したといわれています。フランスではシャンパーニュでも栽培されていますが、
シャンパーニュでの生産量も限定的で、アルザス地方のピノ・グリが多くなったよう
です。

【2014 Pinot Gris PAYS D’OC】
ステンレスタンクで3ヶ月熟成。最初の2ヶ月はタンク内のワインをバトナージュして
旨みを抽出。ビン詰め前に澱下げ、軽くフィルターをかける。
新鮮な白い花の香り。ふくらみのあるアプリコットのような丸々とした果実味。
綺麗な酸味の支えがあり生き生きとしたワインです。

http://www.orveaux.co.jp/maker/coudoulet.html

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